「修善寺 観光」名所を巡るモデルコースを紹介!

2021/07/02 更新

修善寺は伊豆最古の温泉街。空海ゆかりの「修禅寺」をはじめ、伊豆の小京都と呼ばれる由縁でもある「竹林の小怪」など、まるで昔にタイムスリップしたような趣のある風景が広がっています。今回はそんな修善寺の1日観光モデルコースをご紹介します。

アイキャッチ画像出典:flickr ume-y

修善寺温泉ってどんなところ?

日本百名湯の一つ

修善寺

撮影:筆者(修善寺温泉の中心を流れる桂川)

今回ご紹介する「修善寺温泉(しゅぜんじおんせん)」は、伊豆半島中部の山間にある温泉地。

伊豆半島最古の温泉地であり、『日本百名湯』に選ばれている名湯です。

 

夏目漱石をはじめ、日本史に名を残す文豪たちが足しげく通った温泉地で、実際に宿泊した旅館は現在も営業しています。

小京都とよばれる

修善寺 竹林の小径

修善寺温泉は「伊豆の小京都」とも呼ばれており、ノスタルジックな趣のある景観も魅力のひとつ。

 

京都嵐山を彷彿させる「竹林の小径」、地名の由来でもある古刹「修禅寺」、縁結びのご利益がある桂橋(かつらばし)や虎渓橋(こけいばし)などが見どころです。

 

今回は修善寺の1日観光モデルコースをご紹介します。

【11:00】子宝に恵まれる「日枝神社」

日枝神社

出典:PIXTA
修善寺温泉までは、JR三島駅から伊豆箱根鉄道に乗車し、「修善寺駅」で下車。そこからバスに10分ほど乗車し、終点「修善寺温泉駅」で下車します。

まずはじめは、バス停「修善寺温泉駅」から徒歩1分の場所にある「日枝神社(ひえじんじゃ)」です。

細い参道を挟むように巨木が立ち、外界から閉ざされたような神秘的な雰囲気が漂っています。日枝神社 拝殿

出典:PIXTA

日枝神社は、弘法大師により創建された神社。ご祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)で、子孫繁栄や家内安全のご利益があるとされています。

なかでも境内にそびえる二本の杉は、『子宝の杉(夫婦杉)』と呼ばれ、参拝すると子宝に恵まれるそうです。

 

また歴史的な面では、源範頼(みなもと のりより)が幽閉されていた場所であり、その跡地が現在も残されています。

源範頼は、鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとのよりとも)の異母兄弟に当たりますが、誤解により謀反の疑いをかけられ、最終的には自害したといわれています。

日枝神社の基本情報

所在地:

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺
アクセス:

「修善寺温泉駅」バス停より徒歩1分

【11:40】平安時代から続く古刹「修禅寺」

修禅寺 山門
出典:PIXTA

続いては、日枝神社の隣に建つ「修禅寺(しゅぜんじ)」です

修善寺エリアを代表する曹洞宗の古刹で、日枝神社と同じく平安初期に空海(弘法大師)によって創建されたと言われています。

修禅寺

撮影:編集部

鎌倉時代に北条氏の庇護を受けて興隆し、※鎌倉幕府2代将軍・源頼家(みなもとのよりいえ)が幽閉・殺害された場所としても有名。

境内には「宝物殿」があり、源頼家ゆかりの仮面などが所蔵されています。

 

水舎の水が温泉なのも、修善寺ならでは。

※源頼家…鎌倉幕府を開いた源頼朝と、北条政子の間に生まれた嫡男。

鎌倉幕府第2代将軍となるが、次期跡取りの争いに巻き込まれ、修禅寺に幽閉、北条氏により暗殺された。

基本情報

所在地:

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺964
アクセス:

バス停「修善寺温泉駅」から徒歩5分(日枝神社から徒歩3分)
修禅寺の公式HPはこちら

【12:20】伊豆七不思議の1つ「独鈷の湯」

独鈷の湯

出典:PIXTA

温泉街の中心を流れる桂川の河畔に湧いている「独鈷(とっこ)の湯」。修禅寺のすぐ近くにあります。

※現在は見学のみ可。入浴は不可。

 

”伊豆の七不思議”の一つで、弘法大師(空海)にまつわる伝説が残されています。

 

その昔、空海が修善寺を訪れた際に、桂川で病気の父親の身体を洗う少年に出会います。

少年の孝行な心に胸を打たれた空海が、持っていた仏具(独鈷)で川の石を打つと、温泉を湧き出てくるではありませんか!

その温泉に浸かると、父親の病気はみるみる回復していきました。

基本情報

所在地:

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺
アクセス:

「修禅寺」から徒歩約1分

ランチはお蕎麦を!「朴念仁 」

海鮮に目が行きがちの伊豆ですが、じつは「蕎麦」も有名なんですよ。

伊豆の蕎麦

出典:写真AC

火山の集合体でもある伊豆半島東部は、良質な水に恵まれた土地。さらに天城山の湧水も加え、水の質・量ともに安定しています。

そのため蕎麦だけでなく、綺麗な水辺にしか育たない天然わさびも美味しいと評判です。

朴念仁 (ぼくねんじん)

撮影:筆者

修善寺にも蕎麦の名店がいくつもありますが、今回は竹林の小径のすぐ脇にある「朴念仁(ぼくねんじん)」をご紹介。

古民家風の風情ある外観で、店内もお座敷の座卓・落ち着きのある空間で食事ができます。

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朴念仁(ぼくねんじん)では、石臼で自家製粉したそば粉を、つなぎを使わず水のみで打った「生粉(きこ)打ち十割そば」をいただけます。

 

地元名物の生の桜えびをふんだんに使った天ぷらや、鴨南蛮そばも人気のようです。

基本情報

所在地:

静岡県伊豆市修善寺町修善寺3451-40

営業時間:

11:00~15:00(売切れ仕舞い)
定休日:

水曜日
アクセス:「独鈷の湯」から徒歩3分

【13:40】伊豆の嵐山「竹林の小径」

竹林の道

撮影:筆者

修善寺が「伊豆の小京都」とも呼ばれる由縁は、この「竹林の小径(ちくりんのこみち)」といっても過言ではありません。

石畳の散策路を挟むようにして並んでいる竹は、空を覆っていまうほど高く伸びています。

竹林の小径 修善寺 夜

出典:PIXTA

日没後にはライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な風景を楽しめますよ。

修善寺 紅葉 橋

出典:PIXTA(紅葉シーズンの修善寺もオススメです。)

竹林の小径へ移動する際に、桂川にかかる朱色の橋を渡ることになります。

その朱色の橋は計5つあり、願いをかけながら渡ると恋が実るという言い伝えがあるんです!

 

●渡月橋(とげつばし)
●虎渓橋(こけいばし)
●桂橋(かつらばし)
●楓橋(かえでばし)
●滝下橋(たきしたばし)

 

最後に、修禅寺へのお参りを忘れずに。

基本情報

住所:

〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺1031-1
アクセス:

「朴念仁」よち徒歩約1分

【14:10】半島最古の木造建築物「指月殿」

指月殿

出典:PIXTA

「指月殿(しげつでん)」は、伊豆半島で最古の木造建築物

 

鎌倉幕府を開いた源頼朝の正妻、北条政子の命によって建立され、修禅寺で暗殺された息子・頼家の冥福を祈り、修禅寺に寄進されたといわれています。
釈迦像

出典:PIXTA

堂内には釈迦如来座像(しゃかにょらいぞう)が安置されており、右手にハスの花を持つ“禅宋式”という珍しい様式の坐像です。

基本情報

住所:

〒410-2416  静岡県伊豆市修善寺964
アクセス:

竹林の小径より徒歩約6分

【15:00】甘味処で休憩しよう!「一石庵」

oyajinosoraさん(@oyajinosora)がシェアした投稿

小腹が空いたら、修禅寺の門前「虎渓橋(こけいばし)」のたもとにある甘味処「一石庵(いっせきあん)」に立ち寄ってみてください。

地場産品の黒米からつくった黒米餅やおしるこ、クリームあんみつが人気みたいです。

 

また店内を利用すれば、屋外に併設されている足湯に無料で入ることができます。

基本情報

所在地:

住所:〒410-2416 伊豆市修善寺950-1

営業時間:

10:00~16:30(オーダーストップ)
定休日:

火曜日
アクセス:

「指月殿」より徒歩約3分

修善寺へのアクセス

修善寺

撮影:筆者
修善寺までは、電車・バスもしくは車でのアクセスが可能。バスの時刻表はこちら

<電車・バス>
東海道線・新幹線で『三島駅』乗り換え・伊豆箱根鉄道(約32分)で終点『修善寺駅』下車
『修善寺駅』からバス「修善寺温泉行き」で約8分、終点『修善寺温泉駅』下車

 

<車>
●東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆中央道(有料)、修善寺道路(有料)で約30分。
●東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから国道1号線経由、国道136号線で下田方面へ約50分。(出典:伊豆市観光協会

 

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修善寺で週末をのんびり過ごそう

修善寺 紅葉

撮影:筆者

修善寺のモデルコースをご紹介しました。のんびり歩いても1日ですべて回りきれるので、日常から少し離れたのどかな温泉街を散策してみてください。

修善寺
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IZU HACK編集部

IZU HACK運営&記事編集担当。伊豆の海、B級スポット、秘境、神社・パワースポット巡りに明け暮れる。現地レポートを中心に読者の皆様にわかりやすく、ためになるような記事製作を心掛けています。