目次
伊豆ならば、絶景の「初日の出」が拝めるかも?!
年末年始の旅先として、温泉があることでも人気の伊豆エリア。 実は「初日の出」を拝むことができるスポットがあることを知っていますか?
海から眺める初日の出や、ロープウェイなどでサクッと山頂から望む初日の出、ドライブがてら眺める初日の出……と、タイプもいろいろあります。今回は人気の「初日の出スポット」をタイプ別に厳選して紹介します。
2022年1月1日の日の出時刻は?
06:51
※東伊豆町稲取近辺の時刻。場所によって多少前後します。
海からのぼる初日の出なら、東伊豆へ
伊豆半島の東海岸は相模湾に面しており、さえぎるものがないので初日の出を拝むには絶好のロケーションです。
海岸や海に面したホテルや旅館などからも初日の出が見られるかも?!
そんな恵まれたロケーションの中でも“わざわざ行きたい”初日の出スポットを紹介します。
蓑掛岩|岩の間から昇る、伊豆南端の初日の出
岩越しに望む初日の出が見られる「蓑掛岩」は、伊豆半島の南部、石廊崎の東にあります。岩の名前は、役行者(えんのぎょうじゃ)が空を飛ぶときに羽織る蓑をこの岩に掛けたという伝説に由来。
初日の出だけでなく、光害が少なく、星空がよく見えるスポットとしても有名です。
電話:0558-62-0141(南伊豆町観光協会)
爪木崎|300万本の水仙と灯台でロマンティックに
下田の先の須崎半島の先端にある「爪木崎」は、冬は300万本もの水仙が咲く景勝地としても知られるスポットです。毎年12月20日〜1月31日の期間は「水仙まつり」が開催されており、元旦に限らず、多くの人が訪れています。
「恋する灯台」にも選出された爪木崎灯台と初日の出のコラボレーションは写真映えすること間違いなしです。
アクセス:
【公共交通機関の場合】
伊豆急行「下田」駅より東海バス「爪木崎行き」乗車−「爪木崎」バス停下車
【クルマの場合】
東名道「沼津」IC−伊豆縦貫道−爪木崎
駐車場:あり(200台、有料)
初日の出の前後泊に東伊豆で泊まろう!
山の上から初日の出!ロープウェイ&リフトで楽々
伊豆半島は海だけでなく、「山」もあります。海からの初日の出とは異なり、朝焼けに染まる富士山も拝むことができる360度パノラマのスケール感も味わえます。
しかも暗い登山道を延々歩かなくても、ロープウェイやリフトが架設されているので、ラクに山の上まで行けてしまうところが多いのです。
そんな“お手軽絶景”の初日の出スポットを紹介します。
※強風や荒天等の場合、運休となることがあります
大室山|大パノラマで初日の出と富士山を拝む
伊東市のシンボル的存在でもあり、山体が国の天然記念物に指定されている「大室山」。端正な山容の火山で、初日の出を拝む大パノラマは例年大人気です。
電話:0557-51-0258
初日の出特別リフト運行時間:5:40〜8:00(予定)
料金:大人往復700円、小人往復350円 ※特別運行乗車券の販売は7:00まで
アクセス:
【公共交通機関の場合】
JR「伊東」駅もしくは伊豆急行「伊豆高原」駅より東海バス「シャボテン公園・大室山行き」終点下車
【クルマの場合】
・小田原厚木道路「小田原」IC−真鶴道路−熱海ビーチライン−大室山
・東名道「沼津」ICもしくは新東名道「長泉沼津」IC−伊豆縦貫道−大室山
駐車場:あり(500台)
小室山|話題のスポットではおせちもあり?!
伊豆の新しいビュースポットとして人気の「小室山リッジウォーク“MISORA”」ですが、こちらでも特別運行リフトで初日の出を拝むことができます。
「Cafe●321」ではおせちとお雑煮を食べられるサービスもあり。先着24名限定(要予約)なので、スペシャルな元旦となりますよ!
Cafe●321 初日の出営業
営業日時:2022年1月1日(土)6:00〜7:25
料金:テーブル席(1組2名)10,000円、カウンター席(1名)4,000円 ※特製おせちとお雑煮セット、ドリンク1杯、リフト往復乗車券込み
予約開始:2021年12月13日(月)9:00〜(電話にて受付)
電話:0557-45-1444
初日の出特別リフト運行時間:5:30〜8:45
料金:大人往復600円、小人往復300円 ※特別運行乗車券の販売は7:00まで
アクセス:
【公共交通機関の場合】
JR「伊東」駅より東海バス「小室山リフト行き」乗車、終点下車
【クルマの場合】
・東名道「沼津」ICもしくは新東名道「長泉沼津」IC−県道19号−小室山
駐車場:あり(250台)
伊豆パノラマパーク|ラグジュアリーな山頂施設あり。人数限定の初日の出!
2021年7月に新しい展望広場「碧テラス」がオープンし、より居心地良く葛城山山頂からの眺望を楽しめるようになった「伊豆パノラマパーク」。
山麓から山頂を結ぶロープウェイの元旦運行に乗車できるのは、先着500名のみです。葛城神社の開運絵馬もついたラッキーなロープウェイで富士山も併せて拝めますよ!
電話:055-948-1525
初日の出特別ロープウェイ運行時間:5:00〜16:30(下り最終17:00)
料金:大人往復2,400円、小人往復1,200円 ※Web前売券利用の場合400円引き
アクセス:
【公共交通機関の場合】
伊豆箱根鉄道「伊豆長岡」駅より伊豆箱根バス「長岡温泉場循環」もしくは「伊豆三津シーパラダイス行き」乗車−「伊豆の国市役所前」バス停下車、徒歩1分
【クルマの場合】
・東名道「沼津」ICもしくは新東名道「長泉沼津」IC−東駿河湾環状道路−伊豆中央道「長岡」IC−伊豆パノラマパーク
駐車場:あり
初日の出の前後泊に伊東市で泊まろう!
駐車場からも絶景?!ドライブで初日の出
伊豆半島といえば、ドライブ&ツーリングスポットとしても人気が高いですが、初日の出の鑑賞ポイントがあるのを知っていますか?
特に伊豆を南北に走る道では展望スポットが多く設けられており、眺望は抜群。ただし初日の出を拝みたい気持ちはみんな同じ、大変混雑することでも知られています。路肩駐車などをして、交通の妨げにならないよう注意しましょう。
県道18号線「だるま山高原展望台」
沼津市と伊豆市の境界にある「達磨山」。伊豆の登山スポットですが、その登山口周辺にはレストハウスやキャンプ場もあり、ドライブスポットとしても人気です。ここでは相模湾から昇る日の出だけでなく、日の出によってピンクに染まった富士山のモルゲンロートも見ることができます。
伊豆スカイライン「滝知山展望台」
熱海峠から天城高原までを結ぶ有料道路の「伊豆スカイライン」。相模湾や駿河湾だけではなく、富士山も望みながら走るこの道路からも初日の出を見ることができます。
展望デッキを備えた駐車場がいくつかありますが、初日の出で人気なのは「滝知山」の駐車場。通行料は必要ですが、駐車場は無料です。
年末年始は伊豆で温泉。初詣と初日の出も満喫しよう!
自然が豊かで、視界をさまたげるビル群がない伊豆半島だからこその初日の出。富士山のモルゲンロートも一緒に見られると、今年1年いいことがありそうです。
ゆっくりできる年末年始休みは、温泉でのんびりしながら、初日の出と初詣を伊豆で楽しんでくださいね。
▼伊豆の初詣情報はこちら!