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伊豆テディベア・ミュージアムとは?

伊豆テディベア・ミュージアムは伊東市にある博物館で、ギネスブックにも載っている100歳超えのテディベア「テディガール」やアーティストによる作品など、さまざまなテディベアが見られる観光スポット。
建物や庭園などの施設全体がテディベアと調和した雰囲気で作られており、まるで絵本の世界のよう。ほかにもワークショップやカフェもありさまざまな楽しみ方ができるので、女子旅にも子供連れにもおすすめです!
テディベア誕生の歴史

そもそもテディベアとはどういったものなのでしょうか。その誕生の歴史を紹介します。
テディベアが初めて誕生したのは1903年。その前年に起こった出来事がテディベアという名前の由来となっています。
当時のアメリカ大統領であったセオドア・ルーズベルトは、休暇に熊狩にでかけましたが1頭の獲物も仕留められませんでした。
そこで同伴していたハンターが1頭の子熊を捕獲し、木に縛り付けて大統領にとどめの1発を打つように勧めましたが、大統領はスポーツマンシップに反すると、その子熊を逃してあげました。
この出来事が翌日『ワシントン・ポスト』で報じられると、政治漫画家のクリフォード・ベリーマンという人物が子熊を助ける大統領のイラストを書き、そこに描かれた子熊のキャラクターは大人気に。
その人気キャラクターをお菓子屋さんを営んでいたミットム夫妻がぬいぐるみにしてショーウインドウに飾ったところ、テディ(大統領の愛称)のベア、TEDDY’S BEARと呼ばれるようになり大ヒットしました。
この一連の出来事がきっかけで、その後も多くの会社・アーティストがテディベアを制作するようになり、ぬいぐるみの定番として定着していったようです。
伊豆テディベア・ミュージアムの館内施設

伊豆テディベア・ミュージアムの館内は、展示室・ショップ・ガーデンに分かれており、いたるところで愛くるしいテディベアと出会うことができます。
貴重な展示品を見るのはもちろん、ショップでお気に入りのテディベアを探したり、ガーデンにあるカフェでお茶をしたりと見るだけにとどまらない楽しみ方ができる施設となっています。
伊豆テディベア・ミュージアムを鑑賞する所要時間はどのくらい?
旅行計画を立てるにあたって、伊豆テディベア・ミュージアムがどのくらいで見て回れるのかも気になるところですよね。
実際に訪れた人のクチコミによると、滞在時間は1〜2時間ほどのよう。ただ、カフェやショップもあるので人それぞれ違いはありそうです。
ゆっくりお土産を選びたい、カフェでのんびり過ごしたい、といった方は少し長めに見積もっておくと良いでしょう。
伊豆テディベア・ミュージアムの見どころ
愛嬌満点なテディベア達が見られる

伊豆テディベア・ミュージアムの中で代表的なものは、1904年に作られたとされている「テディガール」。
ドイツのテディベアメーカーであるシュタイフ社が、ごく初期に制作したもので、現存する数少ない1体です。
このテディガールは、1994年に開催されたオークションで当時テディベア史上最も高値で落札されたとして、ギネスブックにも掲載されました。
ほかにも1910年頃に制作された貴重なものや、世界のテディベア作家による作品など多くのテディベアが見られます。
展示に動きを入れることで、まるでテディベアが工場で働いていたり、遊園地で遊んでいたりするかのようなユニークな展示を見ることができます。
ティールームでテディベアとティータイムが楽しめる

伊豆テディベア・ミュージアムの魅力は展示品だけでなくティールームにも。ティールームでは手作りケーキと紅茶が味わえます。
人気メニューはスコーンやシフォンケーキ、テディベアの顔を描いたベアブラウニーズ。味だけでなく見た目にもこだわっており、ラテアートやケーキに付いている小さなクッキーなども、かわいいテディベアのデザインになっています。
『となりのトトロ』とコラボした展示イベント
展示棟の2階ではスタジオジブリの人気作品『となりのトトロ』の特別企画展が行われています。
この特別企画展では、作品に出てくるキャラクターたちが、ぬいぐるみとなって展示されています。
誰もが見覚えのある名シーンや大きなネコバスが再現されており、見どころ満載です!
自分好みのぬいぐるみに出会えるショップ

ワークショップで自分だけのぬいぐるみが作れる

世界に1つ自分だけぬいぐるみを作れるワークショップは大人気! 作れるのは「テディベア」か『となりのトトロ』のぬいぐるみ。
作ったあとは身体測定をしたり、パスポートをもらえたりと、ぬいぐるみ好きにはたまらないイベントです。定員制なので、参加したい方は要予約!
予約方法などの詳細はこちら。
伊豆テディベア・ミュージアムへ行った人の感想は?

伊豆テディベア・ミュージアムへ訪れた方のはどのような印象を受けたのでしょうか? 皆さんの感想をチェックしてみましょう!
ティディーベアを自分で世界に一つのぬいぐるみを作れちゃう所、カフェもあるし楽しい時間をすごせるかなー
色々なティディベアーも置いてあって見るだけでも楽しい空間、親子でいくも良し女の子同士でいくのは最高、カップルにもおすすめです。 出典:じゃらん
くまのぬいぐるみが好きな子どもたちを連れて、今回も訪問で3回目です。近くまで観光に来ると必ず行きたいと言われます。大きなぬいぐるみから5ミリぐらいのぬいぐるみまで展示されています。最初の訪問時は1時間ぐらい見ればいいや、ぐらいの気持ちで行きました。しかし色々細かく見ていると3~4時間は滞在してしまいます。
駅からも歩いて10分ぐらいとすぐです。 出典:じゃらん
テディベアの展示・自分だけのぬいぐるみが作れるワークショップはやはり好評で、ほかにも駅から徒歩10分というアクセスの良さも好評のようですね。
伊豆テディベア・ミュージアムの基本情報・アクセス
住所:静岡県伊東市八幡野1064-2
営業時間:9:30〜17:00 ※入館は16:30まで
定休日:2・3・6・12月の第2火曜日
※休館日が祝日にあたる場合は開館
※6月は第2火曜水曜日が連休
※年末年始、GWは開館
料金:(大人)1,500円(中高生)1,000円(小学生)800円 ※小学生未満と75歳以上は無料
※公式HPに入館料が割引になるクーポンがあるので、訪問する際は要チェック! クーポン情報はこちら。
電話:0557-54-5001
アクセス:
【公共交通の場合】伊豆急行「伊豆高原」駅より徒歩約10分
【クルマの場合】西湘バイパス「石橋」ICより約60分
駐車場:170台/無料
伊豆テディベア・ミュージアムとあわせて行きたい周辺スポット
伊豆テディベア・ミュージアムとあわせて行きたい周辺スポットを紹介します!
周辺の観光スポットをもっと知りたいという方は、こちらの記事で解説しているので旅行計画の参考にしてくださいね。
伊豆諸島を見渡せる絶景の名所「大室山」


伊豆テディベア・ミュージアムからクルマで10分ほどの距離にある大室山(おおむろやま)は、国の天然記念物に指定されている火山。
標高は560mほどでリフトで手軽に山頂まで行くことができます。
山頂の火口をぐるりと1周できるように遊歩道が整備されており、伊豆諸島や天城山、伊豆の街を見渡せる絶景スポットとなっています。
住所:静岡県伊東市池672-2
営業時間:
(3月6日~3月15日)9:00~16:45 ※乗車販売は16:30
(3月16日~9月30日)9:00~17:15 ※乗車販売は17:00
(10月1日~3月5日)9:00~16:15 ※乗車販売は16:00
定休日:なし ※点検や荒天による休業あり
料金:(中学生以上)往復700円(4歳以上)往復350円
アクセス:
【公共交通の場合】JR「伊東」駅より東海バス「シャボテン公園」行きに乗車-「シャボテン公園前」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】西湘バイパス「石橋」ICより約60分
駐車場:500台/無料
大室山についてもっと知りたい方はこちらの記事をチェック!
「伊東マリンタウン」は食事も温泉も楽しめる



伊豆テディベア・ミュージアムからクルマで30分ほどの場所にある伊東マリンタウンは、伊豆のお土産が買える売店・日帰り温泉・海鮮の味わえる飲食店がある道の駅。
ほかにもペットも入れる足湯や、半潜水式の遊覧船などもあって観光要素たっぷりのスポットです。
食事処も種類が豊富で、伊豆の海の幸をふんだんに使った寿司や海鮮丼、伊豆名物の金目鯛の姿煮定食、イタリアン、ラーメンなどさまざま。
また、日帰り温泉施設もあり夜の22時まで営業しています。タオルレンタルもあるので、手ぶらでもOKですよ。
住所:静岡県伊東市湯川571-19
営業時間:店舗により異なるため、最新の営業時間はHPを確認してください
定休日:なし
※日帰り天然温泉シーサイドスパは、年2回(6月と12月)休館日あり
アクセス:
【公共交通の場合】JR「伊東」駅より徒歩約13分
【クルマの場合】西湘バイパス「石橋」ICより約50分
駐車場:297台/無料
伊東マリンタウンについてもっと知りたい方はこちらの記事をチェック!
伊豆のおすすめ宿「稲取赤尾ホテル」
伊豆テディベア・ミュージアムからクルマで30分ほどの距離にある「稲取赤尾ホテル」は太平洋をのぞむ高台に建ち、オーシャンビューの客室や露天風呂、さらに無料で入浴できる7つの貸切風呂が魅力の宿です。
お料理はホテルらしい満足の会席メニューに加え、オープンキッチンで板前が提供するおかわり可能のメイン料理と赤尾ホテルの新提案「ダイニング会席」が楽しめます。
住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1050
アクセス:
【公共交通の場合】伊豆急行「伊豆稲取」駅より徒歩約17分
【クルマの場合】西湘バイパス「石橋」ICより約90分
稲取赤尾ホテルについてもっと知りたい方はこちらの記事をチェック!
伊豆テディベア・ミュージアムにテディベアに会いに行こう!

伊豆テディベア・ミュージアムでは貴重なテディベアが見られるほかにも、ティールームでくつろいだりワークショップで自分だけのぬいぐるみを作れたりと魅力満載のスポットです。
伊豆旅行のお土産探しにもおすすめのスポットなので、伊豆に行った際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。




















