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ランチを制して、河津桜を制する!
例年90万人近くの花見客で賑わう「河津桜まつり」。人口7000人ほどの小さな町にそれだけの人が集まるのだから、ランチを確保するのも難易度が高いことは想像に難くないですよね?
出店や屋台などで軽く済ますというのもありですが、せっかくならば地元のグルメも堪能したいもの。この記事では、河津駅から徒歩圏内にある飲食店を紹介します。
花見ランチを制するための5項目とは?
ところでこれだけの大きなイベントということもあり、納得がいくランチを食べるには「作戦」も重要です。以下チェックして挑みましょう。
・メニューは「まつり期間限定」になっている可能性あり
・クルマの場合は渋滞に巻き込まれる可能性あり
・イートインが難しくても、テイクアウトができる可能性あり
・最も混雑する時間帯を外すなど予定に余裕を持つ
また今回紹介する店は、通常ランチ営業をしている店を選んでいますが、夜だけの店もまつり期間中は拡大営業という可能性もあり。「前を通ったら営業していた!」というラッキーもあるので、最後まで諦めずに探しましょう。
まずは地図で位置関係を把握せよ!
はじめて訪ねる町では、お目当ての店を探すのも一苦労。ましてや花見客で混雑した店を、第1候補、第2候補……と行脚するのは労力がいります。今回紹介するお店の全体地図は以下になるので、位置関係を把握しておくだけでも安心です!
1泊してグルメと温泉を堪能するのもあり!
首都圏からの日帰りだと、グルメはランチに賭けるしかないので、外したときのダメージも大きいですよね。グルメも楽しみたいならば、やはり1泊するのがおすすめです。
夕食は宿でとるもよし、素泊まりにして昼間は混んでいたお目当ての店でとるもよし。旅の自由度が高まりますよ。
やっぱり伊豆で食べたい「金目鯛&鮮魚」
海が近くだからこその「鮮魚」。これが伊豆旅行の目的のひとつという人が大半ではないでしょうか? 特に東伊豆の特産である「金目鯛」は外せないという気持ち、わかります!
①吉丸|「盛り」が抜群の駅前海鮮料理店
JR河津駅前にある海鮮料理屋です。人気の秘密は魚の鮮度だけではなく、その「盛り」の良さ。具がこぼれおちそうな海鮮丼もですが、特大サイズの開きで提供される太刀魚の1本焼きは、周りの客からも驚きの声が上がるほどだとか。
電話:0558-32-1913
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜21:00
定休日:木曜
②海広|活魚と日本酒で昼から一献
店内に大きないけすがあり、そこから魚を調理する「活き造り」は鮮度抜群。そのほかにも、定番の金目鯛から地魚、海鮮丼と鮮魚中心のメニューが揃います。
静岡の酒蔵を中心とした日本酒のラインナップも揃っているので、昼から一献というのもいいですね。
電話:0558-32-1533
営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00
定休日:不定休
③拓味亭 市山|鮮魚も和牛も両方おまかせ!
金目鯛の皮目を軽く炙ることで甘みと香ばしさを引き出した「きんめあぶり丼」がおすすめ。ステーキなど和牛にこだわった料理もあるので、海鮮が苦手な人とも一緒にランチを楽しむことができますよ。
電話:0558-34-2020
営業時間:11:00〜14:00、17:30〜21:00
定休日:月曜
伊豆ローカルならではの「ご当地ランチ」
金目鯛のようにメジャーな名物でなくても、知る人ぞ知る「ご当地メニュー」というのはあるもの。そういったランチを狙ってみるのも、旅の思い出にはいいかも?
④農家カフェ 里山|ツーンとした辛味の「わさび丼」
自家栽培の野菜などを使った料理がいただけるカフェ。天城山の清流で地元農家が育てた生わさびを使った「わさび丼」は、すりおろしたてのわさびと鰹節、醤油だけの直球勝負。ツンとするなかにも生わさびの甘みを感じることができるかも。お土産には砂糖不使用・有機栽培の自家栽培にんじんジュースなどがあります。
電話:0558-32-1629
営業期間:2〜3月 ※要確認
⑤一番|名物は「肉チャーハン」の町中華
ラーメン店ではなく、昔ながらの「町中華」のお店。名物は「肉チャーハン」。これは伊豆のご当地メニューでもあり、各店で微妙に異なりますが、肉と野菜を炒めたものをシンプルな玉子チャーハンに載せたもの。ボリューム満点ですが、大盛りでもぺろりと食べれてしまったという口コミ多数。
電話:0558-32-0851
営業時間:11:00~14:00、15:00~20:00
定休日:水曜
味も雰囲気も抜群の「カフェランチ」
「食事の後に落ち着いてお茶をしたい」。そう思っても、一旦確保した席を離れて、再びカフェや喫茶店を探すのは大変。ならば、ランチも食べられるカフェというのは一挙両得ですよ。
⑥LOKANTA|テラス席でエスニック料理
店名の「LOKANTA(ロカンタ)」とは、トルコ語で「大衆食堂」という意味。とはいえ、トルコ料理のお店ではなく、ナシゴレンやドライカレーなど、さまざまな国の料理を提供しています。「天城トースト」というわさび漬けやわさび味噌を使ったオリジナル料理にも注目。
地元の「軽トラ市」ではテイクアウトの弁当も人気。テラスからの河津桜も絶景です。
電話:0558-32-1600
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火・水曜
⑦Delmonico’s|良い音楽とワンプレートランチ
東京・下北沢でバーを営業じていたオーナーが2019年にオープンしたカフェ。店内の壁にはびっしりと約1万枚ものアナログレコードが!気持ちいテラス席もあり犬連れも安心です。
メインと副菜などが盛られたプレートランチのほかにも、自家製スイーツや15種類から選べるクリームソーダーがあり、散策の休憩にもおすすめです。
電話:090-9132-1207
営業時間:10:00〜17:00(テイクアウト18:00)
定休日:日曜(連休の場合は営業、月曜休)
旅先はランクアップの「贅沢ランチ」
なかなか普段は手が出ない「ごちそう」を旅先で食べてみる。これは旅行の醍醐味ですね。いまや高級料理のうな重やシェフのこだわりが詰まったイタリアンのコース料理というのはいかがでしょう?
⑧うなぎの店大川屋|関西風のうなぎを堪能
河津で4代続く、うなぎ屋の老舗。うなぎは関東風の背開きでさばく一方で、蒸さずにに炭火で焼き上げる関西風で仕上げています。そのため、焼き皮がぱりっと香ばしいのが特徴。白焼きには地元河津産のワサビを使用しています。
電話:0558-32-0076
営業時間:11:00〜13:30LO、17:00〜19:30LO
定休日:木曜
⑨アンティカ トラットリア ダルピラータ|完全予約のイタリアン
築150年以上もの趣のある蔵を改装したレストランは、海にほど近い場所にあります。イタリアで修業をしたシェフが、伊豆の食材に魅せられたというだけあり、季節の食材を活かした本来のイタリアンが楽しめます。
河津桜まつり開催中は予約を受け付けない店も多いなか、こちらはランチ・ディナーともに完全予約制。特に河津桜の季節は混み合うので、早めに予定を立てて予約をするのがベターです。
電話:0558-34-1788
営業時間:11:30〜14:00、18:00〜20:30
定休日:不定休 ※公式サイトにてチェックを
1年に1度の河津桜とグルメを満喫しよう!
旅先だからこその美味しいものも食べたいし、年に1度の河津桜も堪能したい。妥協しないためには、事前リサーチは大事。とはいえ、せかせかしても気持ちが楽しめませんよね。
河津町近郊で1泊することで、昼も夜もゆっくり食事を堪能することができます。まだ寒い2月の河津桜まつり、のんびりと温泉がてら1泊で楽しんでみてはいかがでしょう?