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下田ロープウェイで太平洋の絶景を見に行こう!
下田市にある「下田ロープウェイ」は、標高200mの「寝姿山」と町とを結んでいます。ロープウェイの乗り場は伊豆急行「下田」駅の駅前ロータリーから道路を挟んだ向かい側にあります。
市街地を見下ろしながら3分半ほどで、寝姿山の山頂に到着。小さな山ながら、山頂には展望台や縁結びのスポットといった見どころや、ランチやお茶ができるレストランが揃っています。
ロープウェイで行く「寝姿山」とはどんなところ?
横から見ると、婦人が寝そべっている姿に似ていることからその名がついた「寝姿山」。
山頂には、眺めの良い展望台や花で溢れる遊歩道のほか、さまざまな見どころがあります。
下田ロープウェイと寝姿山の見どころ
遠くは伊豆七島も!太平洋を見渡す「絶景展望台」
山頂の展望台からは眼下に広がる下田湾・爪木崎・下田市街の絶景が一望でき、海上を動く船がまるでミニチュアのように見えます。
天気の良い日には、遠くの須崎半島や水平線に浮かぶ伊豆七島を望むことができ、この素晴らしい風景を目的に訪れる人がいることにも納得です。
夕刻には空が真っ赤に染まり、また違った景色を楽しめるのでその時間帯を狙って行くのもおすすめ!
二足先に桜が見られる?!季節の花々が彩る「遊歩道」
ロープウェイを降り、展望台までは手入れが行き届いた花々が咲いている遊歩道を歩きます。アップダウンのある道ですが、四季折々の花の姿を楽しむことができます。
また早咲きの寒桜が1月下旬に見られるため、一足どころか二足先に春を感じることができますよ。
縁結びの「愛染堂」でハートの絵馬に願いを
遊歩道の奥にある「愛染堂」は、奈良・法隆寺にある夢殿を3分の2の大きさで再現し、堂内には「愛染明王」が祀られています。縁結びなどに御利益があるといわれ、特に女性に人気がある御堂です。
御堂には絵馬をかける場所があり、こちらの絵馬はなんとハート型! 寝姿山は縁結びの名所でもあり、良縁を願えば叶うと信じられている恋愛のパワースポットでもあります。また、愛染堂の横にならぶ総数143体のお地蔵様も見応えがあります。
石をも割く!難関突破の「クスノキ」にあやかろう
遊歩道の途中に、大きな一枚岩の間を割って生えている「石割り楠」があります。大きく頑丈な石を割って生えている木なので、難関突破のパワースポットとしても知られており、その自然のパワーには圧倒されます!
また生命力が強いことから 「活力の楠」とも呼ばれ、この楠のまわりを1周すると、木から活力をもらって健康でいられるといわれています。
幕末の緊張感を体感できる「黒船見張り台」
その昔、幕末の寝姿山には外国船を監視する「黒船の見張り台」がありました。下田奉行所より数名の役人を派遣し、日夜黒船の警戒に当たらせたのです。現在その跡地には復元された大砲が設置され、当時の見張り人の様子も再現されています。見張り台からは眼下に広がる下田湾の眺めが一望できます。
日本の写真家の草分け「下岡蓮杖」を知る
下田出身の下岡蓮杖は、日本の商業写真術の草分け的な存在であり、幕末の開国時に苦労を重ねて写真技術を習得した人物です。下田の開港に伴いアメリカ領事館に雇われたとき、通訳に頼んで写真の基礎を学んだといわれています。「蓮杖写真記念館」には下岡蓮杖の遺品の数々が展示されています。
ラグジュアリーな山頂レストラン「THE ROYAL HOUSE SHIMODA」
寝姿山の山頂には「THE ROYAL HOUSE SHIMODA」というレストランがあります。内装のデザインと設計は、伊豆と横浜を結ぶ豪華列車「THE ROYAL EXPRESS」など鉄道車両を多く手掛けた水戸岡鋭治氏。天然木の暖かさと伝統工芸の技が活きた空間は、特別感も満点!
ランチタイムには有名な洋食店「旬香亭」のシェフが監修したメニューがラインナップ。海を眺めながらのアジフライサンドと地ビールの組み合わせ、最高です!
電話:0558-25-0005
営業時間:10:00~16:30(16:00L.O.)
定休日:水曜
URL:https://www.the-royalexpress.jp/house/
下田ロープウェイを利用した人の感想は?
下田ロープウェイを利用した人はどのような印象を受けたのでしょうか? 皆さんの感想をチェックしてみましょう!
駅からすぐのところにロープウェイの乗り場があり、とても行きやすかったです。梅雨時期だったのですが、幸運にも天気に恵まれ展望台から見る景色はとてもきれいでした。伊豆の島々がきれいに見えましたよ。
(出典:じゃらん)
ここからは湾がよく見えます。見晴らしがいいため、黒船監視のためにも幕末見張小屋置かれていたようです。江戸時代の人がこの湾に異国の船が停泊している姿を見たら、それは驚くだろうなと想像してしまいました。春だったので、花もきれいに咲いていました。
(出典:じゃらん)
やはりきれいな景色と歴史を感じられることが好評で、駅から徒歩すぐというアクセスの良さも好評のようですね。
下田ロープウェイと寝姿山の所要時間はどのくらい?
旅行計画を立てるにあたって、下田ロープウェイと寝姿山がどのくらいで見て回れるのかも気になるところですよね。
実際に訪れた人のクチコミによると、往復約7分のロープウェイと山頂散策あわせて滞在時間は60分〜90分ほどのよう。ただ、売店やレストランもあるので人それぞれ違いはありそうです。
ゆっくりお土産を選びたい、レストランでのんびり過ごしたい、といった方は少し長めに見積もっておくと良いでしょう。
下田ロープウェイの基本情報・アクセス
住所:静岡県下田市東本郷1-3-2
電話:0558-22-1211
アクセス:伊豆急行「下田」駅下車、徒歩すぐ
駐車場:あり/無料
URL:http://www.ropeway.co.jp/index.html
営業時間:(3月16日〜10月15日)8:45〜17:00(10月16日〜3月15日)8:45〜16:45
※毎時00分、15分、30分、45分発車
料金:(中学生以上)1,500円(小学生)750円
割引:お得な前売り券と提示で10%オフになるクーポンあり。詳細はこちら。
下田ロープウェイとあわせて行きたい周辺スポット
下田ロープウェイとあわせて行きたい周辺スポットを紹介します!
周辺の観光スポットをもっと知りたいという方は、こちらの記事で解説しているので旅行計画の参考にしてくださいね。
イルカと泳げる!「下田海中水族館」
イルカと一緒に泳げる体験が人気の「下田海中水族館」。天然の入り江を利用して作られているので、プールではなく海で一緒に泳いで触れ合えるのが下田海中水族館ならではの魅力!
イルカのほかにもペンギンやアシカとも近い距離で触れ合える水族館として、県内外から多くの人が訪れます。
事前にWEBでチケットを購入しておけば、割引価格で入場が可能です。
下田海中水族館のクチコミ
イルカのショーなどよかったです。子供が喜ぶようなところかと思います。色々な魚もいて、水族館が好きな方はいいと思います。
出典:じゃらん
下田海中水族館の基本情報
電話:0558-22-3567
定休日:館内整備時のみ休館
料金:大人2,100円、小人1,050円
アクセス:伊豆急行「下田」駅より徒歩25分
URL:https://shimoda-aquarium.com/
四季折々の自然を観察できる「下田公園」
春にはつつじ、初夏にはあじさい、冬には桜や椿など四季折々の自然を観察できる「下田公園」。
中でも1番の見どころは約15万株300万輪も群生するあじさい。例年6月には「下田あじさい祭り」も開催されます。
また自然観察以外にも、日米開国記念碑や3ヶ所の展望台があり景勝地としても人気です!
あじさい祭りのクチコミ
今まで神奈川の有名なあじさいスポットへ行きましたが、ここが一番だと思います。色鮮やかさと花の量が群を抜いております。言うなれば、通路の両方からあじさいが迫ってくる感じで、あじさいのトンネルのようです。オススメスポットです。
出典:じゃらん
下田公園のクチコミ
小高い丘の上にある『下田公園』さんからは、『下田港が一望』出来ます。3箇所ある展望台からは、それぞれ異なった眺望が楽しめます。
出典:じゃらん
下田公園の基本情報
電話:0558‐22‐1531(下田市観光協会)
アクセス:伊豆急行「下田」駅より東海バス「海中水族館」行き乗車−「海中水族館」バス停下車、徒歩4分
レトロな下田の町を散策するなら1泊がおすすめ
下田ロープウェイ以外にも、市内には観光名所がたくさんあります。また市内には蓮台寺温泉・河内温泉・白浜温泉などがあり、ホテルや旅館では温泉を楽しむことができます。ぜひチェックしてみてくださいね!
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下田ロープウェイで行く寝姿山は下田観光に最適!
下田ロープウェイは、下田駅のすぐ目の前にあり気軽に空中散歩ができます。標高は高くありませんが山頂の「寝姿山」には見どころがたくさんあり、展望台からは眼下に広がる壮大な下田湾や四季折々に変化する絶景を楽しむことができます。ぜひ訪ねてみてくださいね。