目次
伊豆への玄関口、熱海
東京から新幹線で約45分、名古屋から約90分でいける熱海(あたみ)。そのアクセスの良さとは裏腹に、サンサンと輝く太陽、海岸沿いに立ち並ぶヤシの木、白い砂浜に青い海……とリゾート地のようなロケーションから、ひと昔前はハネムーン旅行の定番地でした。
そんな熱海ですが、現在は”気軽にいける観光地”として人気を集めています。もともとある温泉街はもちろん、写真映えするオシャレなカフェや、夜に光るビーチ、絶景の展望スポット、歴史名所、縁結びのパワースポット、美術館など観光名所も盛りだくさん!
しかも……。
1年中花火大会が行われている!
熱海では、1年を通じて10回以上も花火大会が行われています。さらに熱海の地形がすり鉢状になっているため、音が反響し迫力のある花火が楽しめると業界内での評判も高いそうです。
※2019~2020年の熱海海上花火大会のスケジュールはこちら
熱海といえば温泉!
熱海といえば、やはり温泉は欠かせません! 熱海温泉は湯量が豊富なため、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。
また市内にある大半の源泉は肌に優しい弱アルカリ性のため、湯のあたりはやわらかく、美肌効果を期待できるのも嬉しい魅力です。
観光スポットと合わせて、熱海の温泉宿、ホテルのチェックもお忘れなく!
今回はそんな熱海にある、定番の観光名所をご紹介! 1泊2日のスケジュールであれば、ぜひ回って欲しい王道スポットのみを厳選してご紹介します。
① 熱海駅(ラスカ熱海&家康の湯)と仲見世通り
東海道新幹線、JR東海道本線、JR伊東線の3本が乗り入れる、伊豆半島の玄関口「熱海駅」。駅直結のショッピングセンター「ラスカ熱海」や、駅前には天然温泉を利用した足湯「家康の湯」があります。
熱海に着いたら、まずは足湯でほっと一息つくののオススメ。タオル(1枚100円)の自動販売機もあり。
駅を出て正面には、食事処や土産が並ぶ「仲見世通り」と「平和通り商店街」があります。
② ジャカランダ遊歩道(お宮の松と貫一・お宮の像)
熱海に来た! という観光写真を撮るなら、海岸線沿いを走る国道135号線(下り)の道路沿いある「お宮の松と貫一・お宮の像」がオススメ。
この像は、明治時代を代表する文豪・尾崎紅葉の新聞小説『金色夜叉(こんじきやしゃ)』にて、貫一がお宮を蹴るシーンです。
なぜお宮が貫一に蹴られているのか? それはお宮が恋人の貫一を裏切り、大富豪と結婚する道を選んでしまったから。そんな2人の別れの舞台となったのが、ここ熱海海岸なのです。
梅雨にはジャカランダが咲き誇る
そんな「お宮の像」から、サンビーチに向かって南下していく「ジャカランダ遊歩道」を散歩してみるのもオススメ。
ジャカランダとは、南米などの熱帯地域で分布する”世界三大花木”の1種で、青紫色のラッパのような形状をしています。
見頃を迎える6月には「ATAMIジャカランダ・フェスティバル2019」が開かれ、夜間には遊歩道がライトアップされます。
【ジャカランダ遊歩道の基本情報】
所在地:
熱海市東海岸町(お宮緑地から親水公園前周辺)
駐車場:
あり
アクセス:
・JR「熱海駅」より徒歩約20分
・JR「熱海駅」より熱海港方面行きバスに乗車約5分、「お宮の松」下車
③ 熱海サンビーチ
青い海と白い砂浜、ヤシの木並木。熱海=リゾート地と思わせるのは、この「熱海サンビーチ」があってこそ。昼間は賑やかな海水浴場ですが、夜間には日本初のビーチのライトアップが行われます(毎日)。
世界的照明デザイナーな手がけた、光るナイトビート
熱海サンビーチをプロデュースしたのは、照明デザインの第一人者、石井幹子氏。熱海サンビーチ以外には、東京タワーや東京湾レインボーブリッジ、歌舞伎座や浅草寺など、日本を代表する観光名所の照明作品も手がけています。熱海の夜は、幻想的なナイトビーチを満喫してみてはいかが?
所在地:
熱海市東海岸町
営業時間:
毎晩日没~22:00(花火打ち上げ時間は消灯)
定休日:
無休
駐車場:
あり
アクセス:
JR「熱海駅」より「熱海港・紅葉ガ丘」方面行きバスに乗車約5分、「サンビーチ」下車徒歩約3分
熱海サンビーチの詳細ページはこちら
④ 熱海ムーンテラス・親水公園
熱海サンビーチと親水公園の中央に位置しているのが、”恋人の聖地”に認定されている「ムーンテラス」。夜の熱海デートスポットの定番といえる場所です。
地中海をイメージした公園
熱海親水公園は、姉妹都市である北イタリアのサンレモ市をイメージして整備されてた公園。
ムーンテラスがあるレンガ造りの「スカイデッキ」は南欧・コートダジュールをイメージし、石を基調として造られた「レインボーデッキ」は、北イタリアのサンレモ・リヴェラ海岸をイメージしています。
散歩や写真撮影スポットとしてもオススメですし、サンセットを楽しむのもいいですね。
所在地:
熱海市渚町地先
駐車場:
あり
アクセス:
・JR「熱海駅」から7番バス乗り場「熱海・後楽園」行きに乗車約6分、「親水公園前」下車徒歩約1分
・1番乗り場「相の原団地」行きに乗車約6分、「親水公園前」下車徒歩約1分
・6番乗り場「綱代旭町行」行きに乗車約6分(お宮の松経由の便しか停まらないので要注意!)「親水公園前」下車徒歩約1分
熱海親水公園の詳細ページはこちら
⑤ 熱海遊覧船 SANREMO
「親水公園」の第三桟橋より出航し、熱海の海を約30分間かけて航行する「熱海遊覧船 SANREMO(サンレモ)」。
海中がみえる船内展望室や、船外に出ればカモメに餌やりもできます。ペットも乗船可能なので、愛犬家にもオススメです!
所在地:
熱海市渚町地先 親水公園第3工区(初川寄り)
運行時刻:
1便10:00、2便10:40、3便11:20、4便12:00、5便13:00、6便13:40、7便14:20、8便15:00、9便15:40
駐車場:
あり(市営駐車場)
アクセス:
・JR「熱海駅」から7番バス乗り場「熱海・後楽園」行きに乗車約6分、「親水公園前」下車徒歩約1分
・1番乗り場「相の原団地」行きに乗車約6分、「親水公園前」下車徒歩約1分
・6番乗り場「綱代旭町行」行きに乗車約6分(お宮の松経由の便しか停まらないので要注意!)「親水公園前」下車徒歩約1分
熱海遊覧船 SANREMO公式HPはこちら
⑥ アタミロープウェイ
熱海港の近くから標高237mの八幡山山頂まで、約3分間でのぼる「アタミロープウェイ」。山頂にある「うみそらテラス」からは、熱海市街地や太平洋、天気がいい日には房総半島や三浦三崎を望めます。
テラスの他にも「あいじょう岬」や巷で話題の「秘宝館」があるほか、「熱海城」まで徒歩約3分でアクセスできます。
所在地:
静岡県熱海市和田浜南町8-15
営業時間:
9:30~17:30(約10分間隔で運転)
定休日:
無休(悪天候時は除く)
駐車場:
あり
アクセス:
・JR「熱海駅」よりバスターミナル7番線「熱海港・後楽園」行きに乗車約10分、終点「後楽園」下車
・JR「熱海駅」より湯~遊~バスにて約8分、「マリンスパあたみ」下車徒歩4分
アタミロープウェイの公式HPはこちら(インターネット割引あり)
⑦ あいじょう岬
熱海市街地と太平洋を望める「あいじょう岬」。中央には鍵のモニュメントが置かれ、背後にはたくさんの絵馬が結ばれた柵があります。
この絵馬は「愛錠絵馬」と呼ばれており、絵馬のほかに錠前と鍵が2つずつ付いています。錠前は絵馬と一緒に柵にジョイントさせ、鍵は2人で大切に持っておくそうです。
⑧ 熱海秘宝館
18歳未満は入場できない、大人のヒミツのテーマパーク「熱海秘宝館(あたみひほうかん)」。あいじょう岬に隣接しています。
ちょっとレトロで、アダルトな展示がメディアなどを通じて話題となり、熱海観光に欠かせない観光スポットです。友人同士やカップルにオススメ! なお館内は写真撮影が禁止されています。
所在地:
熱海市和田浜南町8-15
営業時間:
9:30~17:30(入館は17:00まで)
定休日:
無休
アクセス:
JR「熱海駅」から熱海港・後楽園行きバスに乗車約10分「後楽園」下車、ロープウェイにて約3分
駐車場:
あり※山頂秘宝館駐車場(乗用車9台分)は工事等により不定期でクローズするため、「熱海ベイリゾート後楽園」を利用)
熱海秘宝館の公式HPはこちら
⑨ 熱海城
熱海城(あたみじょう)は、観光用に造られた天守閣様式の観光施設。戦国時代、小田原北条氏の歴代の名称たちが、水軍の根拠地として築城を希望しながらも誰もが果しえなかった、という言い伝えが残されています。
ちなみに熱海城は夜景の名所でもあります。諸説ありますが、”東洋のナポリ”とも称されるようです。
17時以降は城内入場不可ですが、熱海城正面駐車場が無料開放されます(7・8月の花火開催日をのぞく)。
展示が主役じゃない!足湯にゲームコーナーに360度の展望スポットも!
館内には、鎧や兜など武家文化の資料展示や、日本刀・火縄銃、江戸体験体験コーナー、浮世絵・春画展(18歳未満は入場不可)、360度のパノラマ展望、オーシャンビューのジェット足湯、無料で遊べるゲームコーナーなど、見どころ遊びどころが満載です!
所在地:
静岡県熱海市熱海1993
営業時間:
9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日:
無休
駐車場:
あり
アクセス:
JR「熱海駅」より湯~遊~バスに乗車約13分、「熱海城前」下車
熱海城の公式HPはこちら(インターネット割引あり)
⑩ 熱海トリックアート迷宮館
熱海城の別館にあたる、「熱海トリックアート迷宮館」。人間の目の錯覚を利用し、絵が飛び出したかのように立体的に感じてしまう不思議なアートが展示されています。撮影し放題なので、カメラをお忘れなく!
【熱海トリックアート迷宮館の基本情報】
所在地:
静岡県熱海市熱海1993
営業時間:
9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日:
無休
駐車場:
あり
アクセス:
JR「熱海駅」より湯~遊~バスに乗車約13分、「熱海城前」下車
⑪ アカオハーブ&ローズガーデン
約20万坪の敷地に、イングリッシュローズガーデンやハーブガーデンなど、12のテーマガーデンがある「アカオハーブ&ローズガーデン」。
とくに5月下旬~6月中旬はバラが見ごろを迎え、約600種4,000株のバラが咲き誇り園内を艶やかに彩ります。
海と空と花に囲まれた ♯絶景カフェ
ぜひ立ち寄ってほしいのは、2017年に木造建築のカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」。デザインは、あの新国立競技場の設計を手掛けたことで知られる建築家、隈研吾氏。
外装はガラス張りのため、四季の花々と青い海を眺められます。店内ではCOEDA HOUSEのオリジナルスイーツや、バラのアイスクリームなどをいただけます。カフェについては、こちらの記事で詳しくご紹介。
所在地:
熱海市上多賀1027-8
営業時間:
9:00~17:00(最終入園16:00まで・レストランは20:00まで営業)
定休日:
12月・1月の毎週火曜日※12/29~1/3は営業
駐車場:
あり
アクセス:
・JR「熱海駅」バスターミナル6番乗り場より「網代行き」に乗車約15分、「ハーブ&ローズガーデン」にて下車
・JR「熱海駅」より湯~遊~バスに乗車、「ハーブ&ローズガーデン」にて下車
アカオハーブ&ローズガーデンの公式HPはこちら
⑫ 熱海七湯 小沢の湯
熱海の街中には”熱海七湯”という源泉があり、「小沢の湯(こさわのゆ)」はそのうちの1つ(別名「平左衛門の湯」ともいう)。
温泉卵を作ろう!
ここでは温泉の蒸気で、温泉卵を作って食べられるのです。ざるやトングなども常備されており、卵の殻を捨てるゴミ箱も設置されています。
小沢の湯の正面には酒屋があり、卵や塩を購入できます。
⑬ 起雲閣
「起雲閣(きうんかく)」は大正8(1919)年に築かれた別荘。その後は旅館となり、志賀直哉や太宰治、谷崎潤一郎などといった日本を代表する文豪が訪れた場所としても有名です。
まるでタイムスリップしたかのような景観が残る
緑豊かな庭園を、本館、離れ、洋館が囲んでいます。この場所だけがタイムスリップしているかのような景観は、NHKの連続テレビ小説『花子とアン』のロケ地にも使用されました。
本館と離れは、日本の伝統的な家屋建築様式がみられ、起雲閣を訪れた文豪たちの資料も展示されています。洋館は、中国や欧州などの装飾・様式が用いられており、本館とはまた違った独特の趣があります。
所在地:
熱海市昭和町4-2
営業時間:
9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
定休日:
毎週水曜日(祝日の場合は開館)、年末
駐車場:
あり
アクセス:
JR「熱海駅」より「相の原」方面行き、または起雲閣循環バスに乗車約10分、「起雲閣前」下車
起雲閣の詳細ページはこちら
⑭ 旧日向別邸
「旧日向別邸(きゅうひゅうがべってい)」は、その名の通りアジア貿易で活躍した日向利兵衛(ひゅうがりへい)が別邸の離れ。JR熱海駅から徒歩10分くらいの、熱海湾を見下ろす高台に建っています。
日本に現存する、たった一つの建築物
この屋敷が有名なのは、ドイツ人の建築家・ブルーノ・タウトが設計した日本に現存する唯一の建築物であること。重要文化財にも指定されています。
※大規模な保存修理工事実施のため、2019年1月~2022年3月(予定)の間、休館となります。再オープンは2022年4月予定。
⑮ 來宮神社
來宮神社(きのみやじんじゃ)は、来福・演技の神として古くから信仰されている神社です。
願い事が叶う!?ご神木「大楠」
境内にある、樹齢二千年を超えるご神木「大楠」。国内で2番目の大きさを誇る巨木には、”一周すると一年寿命が延びる”、”心で願い事を唱えなら一周すると願いが叶う”といった、さまざまな言い伝えがあります。
夜間には大楠のライトアップも行われており、幻想的な雰囲気に包まれます。
境内にはモダンなカフェ茶寮もあり、小休憩にもピッタリ。神社と縁ある食材を使ったご当地スイーツ”麦こがし”なども販売されています。
所在地:
熱海市西山町43-1
営業時間:
9:00~17:00(ご祈祷受付は16:30まで)
駐車場:
あり(混雑時は来宮駅前市営駐車場を利用)
アクセス:
・JR「熱海駅」より「十国峠行」または「西山循環」に乗車約20分、「来宮神社」下車
・JR「熱海駅」からJR伊東線「来宮駅」下車、徒歩約5分
來宮神社の公式HPはこちら
⑯ 熱海梅園
”日本でもっとも早咲き”といわれている熱海の梅。熱海梅園には、およそ59品種・472本の梅の木が植栽されており、なかには樹齢百年を超える古木もあります。
熱海梅園は紅葉の名所でもある!
逆に”日本一遅い”といわれている熱海の紅葉を楽しめるのも、ここ熱海梅園。園内にはカエデ類が380本あり、毎年11月下旬~12月にかけて色づきます。
早咲きの梅は11月中旬から開花がはじまるため、タイミングが良ければ紅葉と梅の共演を楽しめるかも……! また紅葉期間中にはライトアップも行われます。
所在地:
静岡県熱海市梅園町8-11
営業時間:
入園の制限なし
定休日:
無休
料金:
無料(梅まつり期間中は有料)
駐車場:
あり(イベント開催時のみ)
アクセス:
・JR「熱海駅」から「相の原団地」行きバスにて約15分、「梅園」下車
・JR「熱海駅」から伊東線にて約3分、JR「来宮駅」下車徒歩約10分熱海梅園の詳細ページはこちら
⑰ MOA美術館
「MOA(エムオーエー)美術館」は、高台に建つ”海の見える美術館”。メインロビーからは、青々しい相模湾に浮かぶ初島や伊豆大島を一望できます。
創立者は、世界救世教の教祖である岡田茂吉(おあかもきち)。彼のコレクションを基盤に、国宝や重要文化財、絵画や書跡、工芸や彫刻など、およそ3,500点を所蔵しています。
見どころは展示品だけでなく、プロジェクションマッピングされた直径20mの万華鏡の映写上映や、豊臣秀吉が京都御所に持ち込んだとされる「黄金の茶室」の復元、日本文化の象徴「能楽堂」では能楽師によるイベントが定期的に開催されるなど、五感を使いながら文化や芸術に触れられるミュージアムとなっています。
施設内には、レストランやカフェも併設されているほか、和菓子と抹茶・煎茶がいただける茶室もあります。
梅の開花に合わせ公開される国宝
数ある展示品の中でも、江戸時代中期を代表する画家・尾形光琳(おがたこうりん)による国宝「紅白梅図屏風」は、見逃せない作品の1つ。
例年梅の開花シーズンのみ限定公開されるため、この期間はとくに多くの観光客が足を運びます。
所在地:
熱海市桃山町26-2
営業時間:
9:30~6:30 (最終入館は16:00まで)
定休日:
木曜日(祝日の場合は開館)、展示替え日
駐車場:
あり(MOA美術館3階駐車場)
アクセス:
JR「熱海駅」バスターミナル8番乗り場よりMOA美術館行き約7分、終点「MOA美術館」下車
MOA美術館の公式HPはこちら
⑱ 水晶殿
MOA美術館のエスカレータ入口付近に、展望台「水晶殿(すいしょうでん)」があります。所有者は”世界救世教”ですが、誰もが自由に拝観できる穴場のビュースポット。
展望スペースは180度全面ガラス張りで、熱海の町並みや相模湾に浮かぶ初島、伊豆大島などを一望できます。
⑲ 伊豆山神社
伊豆という地名発祥の場所でもあり、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝と正妻の北条政子が愛を育んだ場所で知られている「伊豆山神社(いずさんじんじゃ)」。
本宮社へは、写真の本殿から約1時間かけて山道を登った先にあります。ハイキングコース並みの道のりが続くため、スニーカーなど履きなれた靴で行くのがオススメ。
所在地:
伊豆山上野地708-1
御祈祷受付時間:
9:30~15:00
駐車場:
あり
アクセス:
JR「熱海駅」からバスで伊豆山神社行、または七尾団地方面行きに乗車約7分
伊豆山神社の公式HPはこちら
⑳ 走り湯
日本三大古泉の1つであり、国内でも珍しい横穴式の源泉です。奥行き早く5mで、いまもなお70度の湯が毎分170リットル湧き出ているようです。※入浴施設ではありません。
洞窟内への出入りは自由。ただし中に柵などは設けられていないため、子供だけで入らず必ず保護者が付き添ってください。近くには、無料で利用できる足湯もありますよ!
㉑ 初島
初島(はつしま)へは、熱海港から高速船で約30分。1周4kmの小さな島ですが、縄文遺跡や神社、グランピング宿泊や温泉がある「PICA初島アジアンガーデン」、島の自然を活かしたアスレチックパークなど、たっぷり1日過ごせる観光スポットです。
島ならではのダイビングや釣り体験など、アウトドアアクティビティも楽しめます。
【熱海の歴史】衰退から、奇跡の復活!
1950年代では、ハネムーンの旅行先として定番だったリゾート地「熱海(あたみ)」。しかし1970年代以降、成田空港の開港や渡航先の増加により、人々の関心は海外へ。
さらに90年代にはバブル経済の崩壊、2000年代にはリーマンショックと、景気が下火になるとともに観光客の減少に歯止めが利かなくなった熱海は、一度衰退してしまいます。
若者が賑わう観光名所へ
そんな熱海でしたが、2014年代から若者を中心とした観光客が増加。東日本大震災があった2011年代には246万人まで落ち込んだ宿泊客が、4年後の2015年には308万人と見事なV字回復。『熱海の奇跡』(市来 広一郎著)という本が出版されるほど話題になりました。
その奇跡を成し遂げた要因の1つは、シャッター街と化していた商店街に、若者が利用しやすいゲストハウス若者や、女性を惹きつける魅力的なお店をオープンさせたこと。
なかでも熱海温泉街初のプリン専門店「熱海プリン」は、1号店がオープンすると行列の絶えない人気店に。TVやメディアなどでも取り上げられ、今や熱海の名物となっています。
週末は身近なリゾート地、熱海へ!
東京から新幹線で約35分、名古屋から約90分と、意外と近くにある熱海。
海を望める絶景カフェや、ディープなB級スポット、願いが叶うパワースポットに、ムードのあるナイトビート、ちょっと足を伸ばせば自然豊かな離島があります。
熱海観光に便利なガイドブック!
1泊2日じゃあ足りない!? 魅力盛りだくさんの熱海に出掛けてみませんか?
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