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「三島スカイウォーク」ってどんなところ?
東京から新幹線で約55分、静岡県三島市にある「三島スカイウォーク」。正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」ですが、まるで空を歩いているかのような気分を味わえることから「三島スカイウォーク」という愛称で親しまれています。
日本一なが~い歩行者専用吊橋といわれており、天気の良い日は富士山をのぞめる絶景名所です。
吊橋だけでなく、子供から大人まで遊べる多彩なアクティビティもあり1日中遊べるスポット。ペット同伴OKでドッグランもあるため、愛犬家にもおすすめです。
箱根&伊豆観光と一緒に楽しめる!
三島スカイウォークは箱根と伊豆半島の中間地点に位置するため、東名道「沼津」ICや新東名道「長泉沼津」ICからは約15分、小田原厚木道路「小田原西」ICからも箱根峠を経由して約30分と好アクセス。
また公共交通機関でのアクセスも楽々! 箱根の場合、遊覧船乗り場がある「元箱根港」よりバスで約20分。東京・名古屋方面から直接向かう場合は、新幹線で最寄りのJR三島駅へ向かい、駅からバスで約20分です。
JTBパブリッシング
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出版社 | JTBパブリッシング |
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出版年月 | 2023年01月 |
サイズ | 157P |
富士山&大自然を360度パノラマ満喫
まずはメインである三島スカイウォークについて紹介します。
三島スカイウォークは全長400m、高さ70mの歩行者専用吊橋で、2015年(平成27年)にオープンしました。
天気のいい日には雄大な富士山がのぞめるほか、駿河湾、伊豆の山並み……と、360度どこからでも景色を楽しめます。夏は霞みがちな富士山も、気温・水蒸気量が下がる秋冬は、その姿をはっきりと見ることができるのでおすすめです。
下を覗いてみると、四季とともに色が変化する自然豊かな森が広がっています。その樹木の絨毯の上を歩いていく気持ちよさは、ぜひとも現地で味わってほしいものです。
吊橋から美しい夕日をのぞむ
伊豆半島の西側といえば「日本夕陽100選」にも選ばれた西伊豆町もある、夕日の名所として知られるエリアです。
日没が早くなる秋冬は、駿河湾に沈む夕日がみられるほか、運がよければオレンジ色に染まった富士山を拝むことができるかも……!
また期間限定のイベントが特別開催されることもあるので、最新情報を公式HPでチェックしておきましょう。
・開催日:2025年7月19日(土)~8月31日(日)
・公式サイト:https://mishima-skywalk.jp/pickup/40774/
・公式サイト:https://mishima-skywalk.jp/ajisai/
三島スカイウォークには何があるの?
三島スカイウォークにあるのは、吊橋だけではありません。吊橋を渡った先には、さまざまなアトラクションや観光施設が用意されています。
大人も夢中になる!アトラクション&アスレチック
■飛ぶ「ロングジップスライド」で浮遊感200%UP!
吊橋を歩くだけでも十分な浮遊感を味わえますが、往復560mの「ロングジップスライド」というアトラクションもあります。写真のように、足元はフリー状態(!)なので、鳥になったような気分を味わえるかもしれませんよ。
小学4年生以上もしくは身長140cm以上かつ体重100kg以下の方
■飛び移る「フォレストアドベンチャー」で森のターザン気分!
吊橋を渡った先にある「フォレストアドベンチャー 三島スカイウォーク」。自然をそのまま活かしたアスレチックパークで、樹から樹へ多彩なアクティビティを進みながらゴールを目指します。
大人も苦戦する「アドベンチャーコース」、高さや難易度をやや抑えた「キャノピーコース」、小さな子どもも挑戦できる「キッズコース」の全3コースから選べます。コースによって参加条件が異なるため、詳細はHPを確認してください。
■スリル満点「ゴーゴーバギー」で森の中を冒険しよう!
自然を活かしたワイルドなコースを、バギーで走り抜けるアクティビティ。運転免許証不要、インストラクターが操作方法を指導してくれるので、初心者も気軽に挑戦できます。
バギーならではの疾走感や爽快感、木の根や段差などオフロードの山道を進むスリル感を体験しよう!
16歳以上で、身長140cm以上かつ体重100kg以下の方
そのほかにも、セグウェイに乗りながらガイドと一緒に森の中を散策する「セグウェイガイドツアー」、スタンプラリー感覚で楽しめる恐竜迷路やARシューティングゲームで遊べる「恐竜アドベンチャー」など、さまざまなアトラクション&アクティビティがあります!
小動物と触れ合える「ふろっく 福時計」抱っこや写真撮影もOK
吊橋を渡った先にある「ふろっく 福時計」。フクロウ、ハリネズミ、ミーアキャットなど珍しい小動物とふれ合える人気の施設です。動物たちを近くで観察できるほか、手で撫でたり抱っこしたり、一緒に写真撮影もできます。
動物は体調に合わせて変わるため、どの子に出会えるのかは当日のお楽しみ!
場所:北エリア(橋を渡った先)
料金:1,100円
定休日:木曜日、不定休あり
緑豊かな「Kicoroの森」でワンちゃんとお散歩
吊橋を渡った先にある「Kicoro(キコロ)森」は、森林浴や散策を楽しめるスポット。間伐採をつかったキャラクターKicoro(キコロ)が出迎えてくれます。
歩道にはウッドチップが敷かれており、ワンちゃんの足にも優しいです。
「あじさい小道」があり、およそ205種13,000株のあじさいが育てられています。6月~7月が見頃で、期間中は「あじさい祭」が開催されます。
ご当地グルメも充実!ランチやカフェ利用もおすすめ
三島スカイウォークは飲食店も充実しているため、ランチ利用にもおすすめ。吊橋の手前にあるため、入場料不要で利用できます。
地元静岡や箱根の食材をつかったカレーが人気の「森のキッチン」や、サンドウィッチやホットドッグをポテトと一緒にバスケットに詰めた「ピクニックカフェ」などがあります。
またレストランやカフェには、犬連れOKのテラス席が用意されているので安心です。
また三島のご当地グルメ「みしまコロッケ」や、オリジナルソフトクリーム「そらソフト」も人気。天気の良い日はテイクアウトして、景色を眺めながら外で食べるのもおすすめです。
ドライブ休憩にもぴったり!伊豆箱根のお土産も充実
お土産の購入もお任せあれ。ショップ「スカイガーデン」には、三島スカイウォーク限定グッズをはじめ、三島や伊豆、箱根の特産品が揃っています。こちらも無料エリア内なので、入場料金は不要。
さらにカートやキャリーを使えば、ショッピングもペット同伴OK!
また総額2億円をかけたといわれている、ラグジュアリートイレもあります。女性用にはパウダールームが完備されており、個室もゆったりとしているので気持ちよく利用できますよ!
三島スカイウォークの料金、アクセスなどの基本情報
住所:
静岡県三島市笹原新田313
営業時間:
9:00~17:00
※イベントや天候により変更あり
定休日
なし
料金:
大人 1,100円
中高生 500円
小学生 200円
幼児 無料
※イベントや時期により、料金が異なる場合あり
アクセス:
【公共交通の場合】
<東京・名古屋方面より>
・JR「三島」駅よりタクシーで約20分
・JR「三島」駅(南口5番バス乗り場)より東海バス乗車−「三島スカイウォーク」バス停下車、徒歩すぐ
<元箱根より>
「元箱根港」4番バス乗り場より、東海バス「三島駅行き」に乗車ー「三島スカイウォーク」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
・東名高速道路「沼津」ICまたは新東名高速道路「長泉沼津」ICより約15分
・小田原厚木道路「小田原西」ICより約35分
駐車場:
400台/無料
\三島スカイウォークのチケット付き宿泊プランをチェック/
遊び足りないなら「ドラゴンキャッスル」へ
まだまだ遊びたりない! という方は、三島スカイウォークから車で約3分の場所にある「ドラゴンキャッスル」へぜひ足を延ばしてみてください。
ドラゴンキャッスルは富士山をのぞむ、六角柱の巨大な天空タワーアスレチック。全92種類あるアクティビティを60分間楽しめる「アスレチックコース」、子どもを対象とした「キッズコース」が用意されています。
【ドラゴンキャッスルの基本情報】
住所:
静岡県三島市山中新田123-1
営業時間:
9:00~17:00(最終受付15:20)
※時期によって変動あり
定休日
なし
※荒天日、メンテナンス日を除く
料金:
アスレチックコース 大人(高校生以上)4,000円~、子ども(中学生以下)3,000円~
キッズコース 子ども2,000円~
クライミングツリー 1,000円
天空回廊(展望台) 400円
アクセス:
【公共交通の場合】
JR「三島」駅(南口5番バス乗り場)より東海バス乗車−「ドラゴンキャッスル前」バス停下車、徒歩すぐ
【クルマの場合】
・東名高速道路「沼津」ICまたは新東名高速道路「長泉沼津」ICより約18分
・小田原厚木道路「小田原西」ICより約30分
駐車場:
70台/無料
三島スカイウォークで思いっきり体を動かそう!
「この素晴らしい景色を活用して地域を活性ができないものか……」。伊豆縦貫自動車道の開通により、三島が通過点になってしまうのはもったいない。そんな想いから生まれたのが、この三島スカイウォーク。
今ではすっかり伊豆の観光名所となった三島スカイウォークには、1年を通じて国内からはもちろん海外からも多くの観光客が訪れてきます。
家族、友達、恋人同士、誰と行っても感動できる絶景に会いに行きませんか?