元祖カピバラ露天風呂、38年目がスタート
今では全国の動物園でみられる”カピバラの露天風呂”。
その元祖となったのが、伊豆半島の東側、伊東市にある「伊豆シャボテン動物公園」です。
毎年冬季限定で開催しており、今では冬の伊豆を象徴する風物詩。
38年目となる今シーズンは2020年11月21日(土)~2021年4月4日(日)まで楽しめます。
カピバラたちの入浴タイムは、平日は1日1回、土日祝は1日2回
平日は、13時30分からの1日1回。 土曜・日曜・祝日と、 冬休みおよび春休み期間は、10時30分からと13時30分からの1日2回。
カピバラたちが露天風呂に入ります。
土曜・日曜・祝日には、 「だいだいの湯」「リンゴの湯」「バラの湯」など湯船に花や果実など様々なものを浮かべる「変わり湯」を実施するそう。
<平日(1日1回)>
13:30~14:30まで
<土日祝日、2020年12月19日(土)~2021年1月5日(日)、3月20日(土)~4月4日(日)>
1回目…10:30~11:30まで
2回目…13:30~14:30まで
※動物の体調により変更となる場合があります。
伊豆シャボテン公園「カピバラ露天風呂」のここが魅力!
とりあえず写真をご覧ください。
① 思わずホッコリ。心が癒される入浴シーン
みてください! 目を細めながら、気持ちよさそうに温泉に浸かるカピバラたちを。
人間も温泉に入って気持ちいいときに、思わず目を閉じてしまいますよね。
人間もカピバラも、温泉を気持ちいと感じる気持ちは同じってことかぁ……。
伊豆シャボテン動物公園では、54年前の1966年からカピバラの飼育をはじめています。
当時のカピバラは国内であまり知られておらず、珍しい動物でした。
露天風呂をつくるキッカケとなったのは、1982年の冬。
飼育員の方がカピバラの展示場をお湯で掃除していると、湯だまりに足やお尻をくっつけてくつろいでいる、カピバラたちの姿を発見。
偶然にも、カピバラたちがお風呂好きだと判明したそうです。
以来38年間、毎年「カピバラ露天風呂」を開催。
ゆったり温泉に浸かるカピバラをみているだけで、日々のストレスや心のモヤモヤが浄化されるような気がします。
究極の癒しです。
② 変わり湯を楽しむカピバラたち
日によって温泉の湯が変わるイベントも開催。ゆず湯、いちごの湯、カモミールの湯、みかんの湯、きんかんの湯など、果物や県の特産をつかった温泉に変身!
頭に花びらをのせたまま、温泉を楽しむカピバラも可愛らしいですね。くぅぅ~癒し!
伊豆シャボテン動物公園の基本情報
<所在地>
静岡県伊東市富戸1317-13
<アクセス>
車:
・東名高速道路、厚木I.Cより約85km(小田原厚木道路・国道135号線経由)
・東名高速道路、沼津I.Cまたは長泉沼津I.Cより約55km(伊豆縦貫自動車道・伊豆中央道・修善寺道路経由)
・東名高速道路、御殿場ICより約1時間40分(箱根芦ノ湖スカイライン・伊豆スカイライン・遠笠山道路経由)
電車:
熱海からJR伊東線に乗り換え「伊東駅」からバスで約35分、同じく「伊豆高原駅」からではバスで約20分。
<営業時間>
9:30~16:00
<定休日>
年中無休
<料金>
大人(中学生以上)2,400円、小学生1,200円、4歳以上400円
■伊東温泉でノンビリしない?
古き良き情緒のある旅館や、大型リゾートホテル、海沿いのペンションなど、多種多様な宿泊施設がある伊東市。
温泉地でもあるため、源泉かけ流しを行う施設もあります。
伊東市には伊豆シャボテン動物公園以外にも、自然の景勝地やジオサイト、伊豆高原の美術館など見どころがもりだくさん! ぜひ1泊して伊東を存分に満喫してください。
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2020年はカピバラ(ねずみ)の年!
令和2年(2020)は、ねずみ年! ねずみ(げっ歯類)の中でもビックなカピバラたちに会いに行きませんか?
カピバラってどんな動物?
ネズミ目(齧歯目)カピバラ科。ネズミの仲間のなかで最大種。体長は約80cm、体重は最大50~60kgにもなります。
「カピバラ」はインディオのツピ族の言葉で「草原の支配者」という意味があります。(出典:伊豆シャボテン動物公園)
すぐ近くにある大室山は絶景のビュースポットなので、ぜひ足を運んでみてください!