2020年12月に開館した「熱海山口美術館」
今回ご紹介する「熱海山口美術館」は、JR熱海駅より徒歩17分のところにあります。
国道135線沿いに建ち、イルカの泳ぐ海をイメージさせる真っ青な外観に、岡本太郎作のカッパの像が目をひく特徴的な建物です。
世界の名品を間近で観賞できる
館内には1階、2階の9部屋で構成されており、ルノワール、ピカソ、横山大観、藤田嗣治、岡本太郎、草間彌生など、世界の近現代美術作品を中心に、およそ1,700点を所蔵・展示しています。
作品との距離が近く、間近でじっくりと観賞を楽しめるのがポイント。
しかも館内は写真撮影OK!(フラッシュ撮影はNG)
さらに作品観賞だけでなく、「作品を体験」をできるのも熱海山口美術館の魅力。
その体験とはなにかを、ご紹介していきます。
触れる、つくる「体験」できる美術館
観賞するだけでなく、実際に触れられる作品があります。
たとえば岡本太郎作の「座ることを拒否する椅子」。実際に座ることができるのです。
人間国宝の器で抹茶をいただける
また入館料には1ドリンクが含まれており、人間国宝の器で抹茶をいただけます。
こんな体験、恐らくほかの美術館ではできないでしょう。
ほかにもマグカップの絵付け体験ができ、思い出づくりにもピッタリです(入館料込み)。
アーティストを育てる美術館
また熱海山口美術館は、作品を生み出す芸術家の育成にも力を入れています。
東京藝術大学出身の教授陣による本格的な指導のもと、グローバルアーティストの育成講座を無償で開講するそうです。
作品をみるだけでなく、その作り手を育てるという美術館の試みは、全国的にみてもかなり珍しい例といえます。
詳細は熱海山口美術館の公式HPをご覧ください。
熱海山口美術館の基本情報
所在地:
静岡県熱海市渚町24-1
開館時間:
9:30~17:30
定休日:
無休(展示品の入れ替えで臨時休業あり)
入館料:
一般1,400円
大学・高校生1,200円
中学生以下500円
※すべて1ドリンク、絵付け体験つき。
アクセス:
・JR熱海駅より徒歩約17分
・JR熱海駅より徒歩約5分「春日町」バス停より、湯~遊~バスに乗車し約6分「親水公園」バス停下車、徒歩約2分
駐車場:
周辺のコインパーキングを利用