徒歩とバスで観光できる!伊豆稲取のおすすめモデルコース

今回は、伊豆稲取駅から徒歩でいける観光モデルコースを紹介。稲取の名物キンメダイ料理、稲取の伝統行事「雛のつるし飾り」、ちょっと変わったパワースポット、足湯、フルーツ狩りなど!観光に欠かせない要素が盛り沢山。ぜひ参考にしてみてください。


アイキャッチ画像:IZU HACK編集部撮影

【出発】伊豆稲取駅からスタート!

東京からおよそ2時間、特急スーパービュー踊り子に乗れば1本で行くことができる「伊豆稲取」。稲取漁港を中心とした港町で、温泉地としても知られています。そんな稲取観光のスタート地点は、伊豆急行線『伊豆稲取』駅です。

駅から出て、まず目に飛び込んでくるのは巨石の数々。これらは、江戸城の石垣に使われた「築城石」です。かつて、東伊豆一帯は「良質な石の産地」として江戸幕府から重宝されており、その歴史や文化を紹介する施設なんです。
現代のように車もトラックもない時代。重さ3,4tの石を、人力で伊豆から江戸までどうやって運んだのか……そんな歴史のミステリーが垣間見えます。

今回は、伊豆稲取を徒歩で回るコースを紹介します!

今回は、ここ伊豆稲取駅から徒歩で回れる観光モデルコースをご紹介します。なぜ徒歩なのか?それは……

東海バスの時刻表
観光の足ともいえるバスの本数が少ない!というのと、徒歩でも回れる距離に観光スポットが点在しているからです。

では、さっそく伊豆稲取駅から歩いてみましょう!

伊豆のパワースポット!済広寺(伊豆稲取駅から徒歩5分)

伊豆稲取駅から、坂を下ることおよそ5分の所にある「済広寺(さいこうじ)」。看板の案内もあったので、迷わず着くことができました。
入口には、「かやの寺」と書かれた看板と

済広寺石碑の下にらかん様が寝そべっているので、すぐに見つけられると思います。

済広寺ってどんなところ?

済広寺は、1560年に創建された臨済宗(りんざいしゅう)の寺。境内にある樹齢750年以上の「榧(かや)の木」が有名で、別名かやの寺と呼ばれています。
写真はその「かやの木」。立派すぎて写真に納まりきりませんでした。
境内にはいろんな表情をしたらかん様がいらっしゃいます。
見てるだけで心が癒されそうです。

世界一のビルマの佛鐘で平和を祈ろう

こちらは「かやの木」の反対側にある、「世界一のビルマの佛鐘」。佛鐘ってなんだ?という話ですが、これは日本の神社によくある釣鐘(梵鐘)のことを指します。
出典:写真AC
↑釣鐘(梵鐘)
一方、ビルマは平らなベルのような形をしています。


像の背後にある大きな佛鐘は鳴らすことはできませんが、手前にある2つの小さな佛鐘は鳴らすことができます。

他にも、ミャンマーの国宝が安置されている宝物館や、干支占いができる摩尼車(まにぐるま)、厄を落としてくれる不動消災の道など、まさにパワースポット要素が満載です!

基本情報

所在地:〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取285
営業時間:9:00~16:00
定休日:不定休
電話番号:0557-95-2737
公式ホームページ
アクセス:

稲取キンメを食べよう!網元料理 徳造丸 本店(済広寺から徒歩8分)

済広寺を出て、さらに坂を下っていくことおよそ7~8分。「稲取漁港」が目の前に見えてきます。行きは下り坂一直線ですが、帰りは登り坂一直線……。
港には船がたくさん停泊していました。
手前にある茶色の建物には、東伊豆町の観光協会が入っています。その奥にみえる山で、風力発電が立っている辺りが「黄金のすすき野原」で有名な稲取細野高原です。稲取細野高原へは、バスもしくは車でのアクセスになります。今回は駅から徒歩で回れるモデルコースなので、また今度。

なぜ漁港へ来たかというと、伊豆の看板魚である「キンメダイ」を食べたいからです。特に稲取で獲れるキンメダイは、脂ののりが良く「稲取キンメ」と呼ばれブランド化されています。

お店の前が稲取漁港「網元料理 徳造丸 本店」

今回訪れたのは、網元料理 徳造丸 本店。口コミサイトの評価を見て決めました。写真はお店の入口、とってもわかりやすいですよね。食事処は2階で、1階には売店と無料で入れる足湯がありますよ。
店内からは稲取漁港は一望できます!
注文したのは、キンメダイ 味比べ膳(2,800円税別)。金目鯛の焼魚と煮魚の食べ比べができる贅沢なメニューです。今回は遅いランチタイムだったので白米でしたが、本来はくちなしの実で色付けした黄飯が出るそうです。とにかく「美味しい」の一言しか出てきませんでした。

基本情報

営業時間:
・平日 10:00~17:45(ラストオーダー17:00)
・土日祝10:00~15:45(ラストオーダー15:00)、17:00~20:15(ラストオーダー19:30)
定休日:水曜日(祭日の場合は営業)GW、お盆、年末年始は営業
※2018年1月1日より木曜日に変更
所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取798(2F)
電話番号:0557-95-1688
駐車場:有(普通車40台、オートバイ約10台)
アクセス:伊豆急行線「伊豆稲取駅」より徒歩10分
公式ホームページ


▼「稲取キンメ」を食べてみた!

伝統「雛のつるし飾り」をみよう!稲取文化公園(徳造丸から徒歩10分)

稲取を代表するものと言えば、キンメダイと「雛のつるし飾り」があります。稲取文化公園内にある「雛の館」で見ることができるので、さっそく向かってみましょう!

ランチの場所から10分ほど歩きますが、これがいい運動になりそうです。
「文化公園」「雛の足湯館」と書かれた大きな看板が目印。「雛の館」は公園の奥にあります。まずは雛のつるし飾りが展示されている「雛の館」から行ってみましょう。

「雛の館」で雛のつるし飾りをみよう!

まず入口で迎えてくれたのは、巨大すぎるお雛様。思わず声を上げてしまいました。
いったい何体の人形が飾れているのかわかりません。
こちらは、天井からつるされた大量の「雛のつるし飾り」。大きすぎて写真に納まりませんでした。まるでシャワーみたい……。
魚や花、うさぎ、柿、這い子人形、とうがらし、座布団など、様々な願いが込められた雛たち。
ちょっと変わったユニークな展示もあります。

雛のつるし飾りの発祥は定かではありませんが、江戸時代からあると言われています。当時、お雛様は高級品で庶民には手が出せない高級品でした。せめてお雛様の代わりに、初節句を祝おうと手作りしたのが「雛のつるし飾り」なのです。

なんだか少し切なくて、親心が伝わってくる温かいエピソードですね。

▼「雛のつるし飾り」について詳しく解説!

「雛の館」のすぐ隣には、足湯が!

文化公園のもう一つの目玉は、無料で入れる稲取温泉の「足湯」。じつは室内の足湯もあるんです。
なんと、漫画や本まで常備されています。ちなみに飲食は禁止です。この日は平日で、地元の方々が楽しそうに団らんしていました。

もちろん屋外にも足湯があります。室内も屋外も広さがあるので、のんびり湯につかれそうです。

冬はイルミネーションスポットに様変わり!

稲取文化公園のイルミネーション
出典:PIXTA
冬にはイルミネーションが公園を彩ります。足湯に浸かりながら楽しめるのは、稲取文化公園だけではないでしょうか。

▼伊豆のイルミネーションスポット&ライトアップ特集

基本情報

所在地:〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1729
定休日:不定休
電話番号:0557-95-2901(稲取温泉旅館協同組合)
料金:入館料(雛の館のみ)
公式ホームページ
アクセス:

デザートにいかが?収穫体験農園「ふたつぼり」(稲取文化会館から徒歩10分)

温暖な気候に恵まれた東伊豆町では、「みかん」など柑橘系フルーツが特産となっています。それではさっそく稲取で有名な農園を訪ねてみましょう。
ふたつぼりでへの入口 こちらは、収穫体験農園「ふたつぼり」さんです。こちらの農園では、なんとみかんが時間無制限で食べ放題なんです!!

みかんと一言でいっても、「三宝みかん」「青島みかん」「早生みかん」などいくつか種類があり、見た目も味も変わってきます。それぞれ収穫のタイミングが違うので、訪ねる時期によっては一度に数種類のみかんをいただけますよ。また伊豆の特産「ニューサマーオレンジ」も収穫できます!
ふたつぼりで収穫したみかん 編集部が訪れたのは11月中旬だったので、「早生みかん」をいただきました。薄い皮をむくと、果肉がギュッとつまったみずみずしい実が……!

何個食べたのか、記憶がありません。ですが、みかんを頬張りながら収穫していました。

体験できるのは「収穫」だけじゃない!

ふたつぼりの休憩所 休憩処では、収穫したみかんを使ったジュースやジャムづくりなども体験できます!
ふたつのり休憩所 こちらは休憩処の外にあるラウンジ。中で作ったジュースを片手に、景色を見ながらテラス席でのんびり語り合うのもいいですよね。

▼収穫体験農園「ふたつぼり」の体験レポはこちら!

基本情報

所在地:〒413-04111 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1813-1
電話番号:0557-95-2747
営業期間:10月~6月(7~9月は休園)
休日:期間中は無休(雨天時は休園)
料金:
【10月~12月中旬】大人:500円、子供:400円
【12月下旬~6月】大人:600円、子供:500円
※稲取駅、稲取の各ホテルまでは無料で送迎。(直前も可)
公式ホームページ
アクセス:

【終点】伊豆稲取駅へ(収穫体験農園「ふたつぼり」から送迎バスで5分)

ふたつぼりの送迎バス 時間もいい頃合いになり、空は薄紅色に染まってきました。稲取も満喫したし、そろそろ帰りましょうか……。収穫体験農園「ふたつぼり」さんから、送迎バス(無料)が出ているので、最後はバスに乗って伊豆稲取駅に向かいます。
稲取港から望む伊豆大島稲取港から見える伊豆大島。
稲取は港町ということもあり、ゆるやかな坂道が多い印象を受けました。食べては歩いての繰り返しだったので、なんだか健康的な旅だった気がします。ぜひ次のお休みは、海あり、美食あり、伝統あり、パワースポットもある伊豆稲取へ!
▼稲取の観光スポットはまだまだ沢山!

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